3年半ほど前に、手動でhtmlを書いていくのは面倒で更新意欲が薄れる、今の時代CMSだ、WordPressだ、ついでにAzureだ、と勢いでWordPressでサイトを一つ立ち上げたものの、
- 既存のhtmlで書かれたものをコピペで投稿していかないといけないのはつらい
- わざわざブラウザじゃないとネタかけないのつらい
- なんかこうデザインを弄ろうとするときに付け焼刃でWordPressに立ち向かうの is つらい
- Wordpress.com以外でMarkdown使おうとすると微妙感溢れる挙動なプラグインしかない気がする(導入当時)
と、言い訳を列挙してやる気無くダラダラ放置する有様になってしまったので、
- 既存htmlからの移行は多少やりやすそう(僕の旧webページは1エントリ1htmlファイルなので.htmlを.mdに変えていけばまあファイルの設置だけはできるだろう)
- MarkDownならhtmlで書くよりはまだましと思われる
- gitで管理してプッシュすれば更新できるようにしておけばログインがとかブラウザとか言い訳できなくなる
という条件を満たすものということで、フラットファイルCMSと呼ばれるものに再度移行しようと考えた。選んだCMSはGrav、理由はしばやん雑記で見たから以上。
公私に渡って利用頻度の高い Azure App Service の Web Apps 機能 でホスティングすることに決め、 Visual Studio Team Services (VSTS) との統合による継続的なデプロイができるようにする。初期ページが表示されるまでの流れとしては
- VSTSでリポジトリを作っておく
- Azureでデプロイオプションの設定をする
- Gravをダウンロードして解凍。僕は全部入りが得でしょという思考により GRAV CORE + ADMIN PLUGIN を選択
- AzureのIISを使うので webserver-configs フォルダーの web.config を親フォルダーにコピー
- VSTSにプッシュ(継続的デプロイの設定によって勝手にAzureにデプロイされる)
- デプロイが終わったらすかさずアクセスして、アカウントの登録
というところまでやってから、初期ページの
If you want a more full-featured base install, you should check out Skeleton packages available in the downloads.
を見てそんなものがあるのかと Skeleton Packages にアクセスし Blog Site をダウンロード・解凍・既存フォルダーに上書き・再プッシュというアホな手順をたどった。もしこのページを見てGrav試そうという人にはまず Skeleton Packages にアクセスしてこれよさそうと思ったパッケージをダウンロードすることのをおすすめする。all-in-one なので手順3については気に入ったパッケージ1つダウンロードすればいい。
user\pages\01.blog の下にサブフォルダー作ってそのサブフォルダーの中に item.md ってファイル作るとエントリの追加ができるということまで確認したところで、「そういえばコードのシンタックスハイライトができると嬉しいんだよな」と思い立ち、bingってみると既にそのあたりを試して日本語でエントリ書いてる人がいてインターネット素敵だなーという思いになれることだよ。git clone してからVSTSにプッシュできるように .git フォルダーを削除した。
cd .\user\plugins\
git clone https://github.com/alvr/grav-prism-highlight.git prism
cd prism
rd /q /s .git
とりあえず試してみた分には感触がいいので、モチベーションがあるうちにhtmlの移行を済ませてしまいたい。